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 無色鞭毛虫綱 LEUCOMONADEA 

 このグループは単細胞動物で,光合成色素をもつことが全くない鞭毛虫です。寄生性のものが多く,なかには睡眠病のような重い病気の病原体となっているものもあります。淡水プランクトンとして出現するものは自由生活をするグループで,ここでは襟鞭毛虫目 Choanoflagellida と有運動核目 Kinetoplastida の写真をとりあげています。このグループには,自由生活をするものとしてほかに根鞭毛虫目 Rhizomastigida に属するものがありますが,ここでは写真はありません。

 襟鞭毛虫目に属するものは,細胞の前部に原形質でできた膜状の襟をもっています。単細胞性のものと,群体を形成するものがあります。海綿動物の襟細胞と似ており,深い関係があるのではないかと考えられているようです。運動速度はあまり大きくなく,ゆっくり泳ぎます。柄をもっていて他物に付着しているものもあります。ここではボド属 Bodo 以外のものがこのグループに含まれます。
 有運動核目に属するものは,運動核とよばれるものを細胞内にもつとのことですが,私はよく知りません。寄生性のものが多いのですが,自由生活をするものもあります。自由生活種は曳航(えいこう)鞭毛とよばれる体の後方に引きずる鞭毛をもつのが普通です。ここではボド属 Bodo がこのグループに含まれます。

 ・モノシガ属 Monosiga 
 ・コドシガ属 Codosiga 
 ・コドノシゴプシス属 Codonosigopsis 
 ・アステロシガ属 Asterosiga
 ・デスマレラ属 Desmarella
 ・ボド属 Bodo

原生動物写真検索(表示に時間がかかります)

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