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 このサイトについて 

このサイトについて
このサイトにおける淡水プランクトンの取り扱い
淡水プランクトンの和名について
淡水プランクトンの形と大きさについて
不明種について
このサイトの構成
参考文献


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このサイトについて

  このサイトは,私(一介の素人です)が趣味で撮影した淡水プランクトンの写真を掲載し,それに簡単な説明を加えたものです。淡水プランクトンは最も身近な生物のわりには一般にはあまりなじみがないようですが,結構ユニークな形のものも多く,案外見ていて楽しいものです。また,生態系でも重要な役割を果たしますし,アオコなどの問題もあり,生態学や水産学の観点からも重要なグループといえます。
 プランクトンの図鑑類は,ほとんどが線描画が描かれています。実は,種の同定には写真より線描画のほうがはるかに優れているのですが,初めてプランクトンを調べようとする人は,線描画と実際に顕微鏡下にみえるものとが違って見え,とまどうことが多いと思われます。(これには理由があります。まず第1には,線描画では同定に重要なところを重点的に描きますが,実際にはそこがあまり目立たないことが結構多いことです。第2には,線描画では同定に必要ないところを省略することが多いことです。第3には,線描画では1画面に描くことが多いのですが,実際にはピントが一度に合わないため,線描画の通りには全部一度にはみえないことです。)そこで,ここでは淡水プランクトンの写真をできるだけたくさんのせ,線描図鑑の補助的な役割をはたすことを意図しました。おそらく,このサイトと同様の趣旨のもので,これよりはるかに優れた内容のものはたくさんあると思いますが,プランクトンには個体変異が結構激しいものが多いので,ここにプランクトンの写真をのせることは意味のないことではないのではないかと私は思っています。

 とは言っても,このサイトの内容はかなりひどいもので,私が意図した写真図鑑とはほど遠いものになってしまいました。具体的にどこが問題なのかについてはこのサイトの問題点を見て下さい。


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このサイトにおける淡水プランクトンの取り扱い

 このサイトにおいては,淡水プランクトンを,属を中心に編成しています。その理由は,淡水プランクトンが属レベルでよくまとまっているものが多く,種レベルでは非常に同定が困難でも,属の同定は初心者でも容易なものが多いからです。プランクトンの写真は,ほとんどは生体を写したものをのせています。とりあげたものは,純粋に浮遊生活をする種ばかりでなく,一時的にプランクトンとなる種も含まれています。また,水草の上や,川の石の表面などから採集されたものでも,淡水プランクトンの図鑑にのっている種であれば,ここではとりあげています。さらに,プランクトンとして扱われない種であっても,しばしばプランクトンネットに入ってくる生物がかなりありますが,ここではそういった種もとりあげています。なお,このサイトにおけるよくみられる属というのは,その属の中に極めて普通に出現する種が含まれている場合,およびきわだって普通に出現する種はなくても属全体としては普通にみられる場合の2つがあります。あくまでも私が見た限りにおいてのことで,私の独断と偏見(よく使われる言葉ですが)で選びました。
 このサイトではしばしば固定ということばがでてきますが,これはホルマリン,アルコール,ブアン氏液など普通の固定液で固定することを意味します。これらの普通の固定液で固定すると収縮したり分解してしまうものがかなりあり,そのことにこのサイトではしばしば言及していますが,そういった不都合のおこらない特別な固定法があるかもしれません。そのことについては,私には全く知識がないため,ここではふれていません。


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淡水プランクトンの和名について

 淡水プランクトンには和名の付いていないものが少なくありません。また,異なる本どうしで,同じものに違う和名が付いていたり,逆に違うものに同じ和名が付いていたりする場合もあり,いささか混乱しているように思われます。そこで,このサイトでは,属以上のレベルにおいて,和名が定着していると思われるものはそれを用い,かなり広く使われていると思われるものについては,学名のカタカナ読みのあとに( )内に和名を併記することとしました。ただし,両方とも私の独断と偏見で勝手に判断したものです。種については,和名が定着していると思われるものに対し,学名の後に和名を併記することとしました。


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淡水プランクトンの形と大きさについて

 このサイトにおいては,プランクトンの形の説明において,楕円形,紡錘形,円形,截頭形などさまざまな形の名前が使われていますが,実際は形はこうとはっきり決められないことが多く,ここでは私の独断と偏見で勝手に決めています。なお,楕円形は平面的な形,楕円体形は立体的な形(ラグビーボールのような形)をさします(ちょうど円形と球形のようなものと思って下さい)。また,披針形は笹の葉のような形で平面的なもの,紡錘形は立体的なもので,両端が尖ったラグビーボールのようなものと思って下さい。
 次に大きさですが,これは種によってどこを計っているかは一定していません。特に,長い突起をもつものについては,突起の長さを含めたり,含めなかったりしていますので,くわしくは個々の説明を見て下さい。図鑑においては,たとえば70μm〜90μmといったふうに,大きさの幅が記載されていますが,私はとてもそのような記載ができるほど多くの個体を見ていません。そこで,ここでは写真に写っている個体(もしくは群体)の長さを記載しています。したがって,このサイトに記載されている大きさが,その種の大きさを代表しているとはとてもいえないことをおことわりしておきます。また,ここではアメーバなど形が一定でないものについても,写真に写った状態での長さを示しています。なお,大きさの測定は,あまり信頼のおけるものではありません。


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不明種について

 このサイトには,多数の同定できなかったものがのせてあります。同定ができなかったのにはいくつか理由があります。それを以下に示します。
 まず第1に,まだ学名がついていない真の不明種である可能性があります。淡水プランクトンとして出現するグループの中には,まだ研究が進んでおらず,学名のついていない種が多数含まれるグループが多くあります。このサイトにおいても,おそらくそのようなものがあると思われます。
 第2に,酷似した種が多く,その中のどれであるかが判断つかなかったものが多数あります。すなわち私の実力不足が原因です。このサイトにおいては,この理由により同定できなかったものが多数あります。
 第3に,同定に必要な箇所の観察ができなっかた,あるいは怠ったものがあります。これも私の実力不足および怠慢が原因です。一例をあげると,珪藻の同定には,殻の精緻な模様をくわしく観察しなければなりませんが,それができなかったものが多数あります。また,同定に必要な箇所の観察のためには,特殊な処理や染色を必要とするもの,電子顕微鏡による観察が必要なものなどが多数ありますが,ここではいずれも行っていません。
 第4に,十分な文献を調べていないことがあげられます。参考書のところをみると一見随分たくさんの本を調べたようにみえますが,実は市販のわずかな図鑑類を調べただけに過ぎません。これらの図鑑類には,一部の種しか載っていないとみるべきなのです。
 第5に,種の同定ができないステージである場合があります。一例をあげると,チグネマ(ホシミドロ)科のものは,接合胞子をみないと種の同定ができませんが,接合していないステージが大部分であるため,その場合には種の同定はできません。
 なお,同一属のなかに不明種が複数ある場合には番号をつけてあります。


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このサイトの構成

 このサイトは写真を掲載してあるページと淡水プランクトンのグループ(綱,目,科など)の説明のページ,およびそれ以外のページに分けられます。写真を掲載してあるページ以外のページにおいては,小さな写真をクリックすると,写真を掲載しているページの,属の説明の部分の先頭へジャンプします。写真を掲載してあるページにおいては,2種以上の種を掲載している属については,はじめに小さな写真がのせてあり,それをクリックするとその種の説明があるところへジャンプします。そこで大きな写真をクリックすると,その属の説明の部分の先頭へジャンプするようになっています。


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参考文献

上野益三編 川村日本淡水生物学 北隆館
広瀬弘幸・山岸高旺編集 日本淡水藻図鑑 内田老鶴圃
山岸高旺・秋山優編集 淡水藻類写真集1〜20巻 内田老鶴圃
水野寿彦・高橋永治編 日本淡水動物プランクトン検索図説 東海大学出版会
岡田要・内田清之助・内田亨監修 新日本動物図鑑 北隆館
水野寿彦 日本淡水プランクトン図鑑 保育社
猪木正三監修 原生動物図鑑 講談社サイエンティフィク
山路勇 日本海洋プランクトン図鑑 保育社
ウラディーミル・スラディチェック 鈴木實訳 淡水指標生物図鑑 北隆館
広瀬弘幸 藻類学総説 内田老鶴圃
佐藤隼夫・伊藤猛夫 無脊椎動物採集・飼育・実験法 北隆館
千原光雄編著 藻類多様性の生物学 内田老鶴圃
藤田善彦・大城香 ラン藻という生きもの 東京大学出版会
巌佐耕三 珪藻の生物学 東京大学出版会
南雲保・出井雅彦・長田敬五 珪藻の世界 国立科学博物館
福代康夫・高野秀昭・千原光雄・松岡數充編 日本の赤潮生物 内田老鶴圃
山岸高旺編 植物系統分類の基礎 北隆館
内田亨 動物系統分類の基礎 北隆館
門田元編 淡水赤潮 恒星社厚生閣
川合禎次・川那部浩哉・水野信彦編 日本の淡水生物 東海大学出版会
原口和夫 埼玉の珪藻(CD-ROM)
原口和夫・三友清史 埼玉県幸手町高須賀沼の珪藻について 埼玉県立自然史博物館研究報告4
Teruo Isida Eucyclops pacificus and E. ohtakai, Two New Cyclopoid Copepods(Crustacea) from Japan Biogeography2
石田昭夫 私信
伊藤立則 ハルパクチクス類(橈脚類)の研究(採集と分類) 生物教材7
東京学芸大学生物学研究室真山研究室 珪藻の世界(ホームページ)
筑波大学生物科学系植物系統分類学研究室 藻類画像データ(ホームページ)

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