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 貝虫亜綱 OSTRACODA 

 貝虫亜綱は,一般にカイミジンコまたはカイムシとよばれます。虫体は二枚貝の貝殻のような形の左右2枚の殻(貝甲)ですっぽりと被われています。同定にはまず貝甲をはずして,中の虫体の付属肢その他の形態を詳しく観察しなければなりません。さらに,貝甲の構造を詳しく観察しなければなりませんが,そのためには特別な処理が必要です。したがって,同定には非常な困難が伴うため,ここでは最初から放棄してしまいました。
 カイミジンコは淡水にも海洋にも極めて多くの種が棲息しています。特に海洋には浮遊種,底生種ともに多く,中にはウミホタルのように発光生物として有名なものもあります。淡水に棲息する種は底生性のものがほとんどで,プランクトンとしてはあまり重要ではありませんが,ネットに入ってくることがあります。なお,日本の淡水産カイミジンコ(汽水を除く)は,すべてポドコパ目 Podocopida に属します。

 ・ポドコパ目 属不明 

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