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 フラギラリア(オビケイソウ)科 Fragilariaceae 

 フラギラリア科は,無縦溝亜目に含まれ,上殻,下殻両方ともに縦溝をもたず,偽縦溝があるだけです(羽状目の図2参照)。したがって滑走運動を行いません。細胞は単独生活をするものもありますが,多くの属は星形,ジグザグ形,帯形などの群体を形成します。この科に属するものの同定には殻面の観察が必要ですが,群体を形成するものは多くが殻面の観察が困難です。(酸処理をすると群体がバラバラになって殻面の観察が容易になるのですが,ここでは行っていません。)したがって種の同定ができていないものが多くあります。この科には,極めて普通に出現する属が多くあります。浮遊種,底生種ともに普通種が多くあり,時には大量に出現することがあります。よく出現する属としては,タベラリア属 Tabellariaディアトマ属 Diatomaフラギラリア(オビケイソウ)属 Fragilariaアステリオネラ属 Asterionella およびシネドラ(ハリケイソウ)属 Synedra があげられると思います。があるものが多く出現する属です。

 ・タベラリア属 Tabellaria 
 ・タベラリア属 Tabellaria (被殻)
   ・メリディオン属 Meridion
   ・メリディオン属 Meridion (被殻)
 ・ディアトマ属 Diatoma
 ・ディアトマ属 Diatoma (被殻)
 ・フラギラリア(オビケイソウ)属 Fragilaria 
 ・フラギラリア(オビケイソウ)属 Fragilaria (被殻)
 ・アステリオネラ属 Asterionella 
 ・アステリオネラ属 Asterionella (被殻)
 ・シネドラ(ハリケイソウ)属 Synedra 
 ・シネドラ(ハリケイソウ)属 Synedra (被殻)
   ・ケラトネイス属 Ceratoneis
   ・ケラトネイス属 Ceratoneis (被殻)

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