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 テトラスポラ(ヨツメモ)目 Tetraspolales 

 藻体は単細胞性のものも,群体性のものもあります。大部分のものは寒天質の基質に被われています。細胞の形は球形,楕円体型が多いのですが,紡錘形のものもあります。種類によっては2本あるいはそれ以上の本数の偽せん毛をもっていますが,その場合でも運動性はありません。偽せん毛は染色しないと見えず,ここでは確認していません。クロロコックム目との違いは,テトラスポラ目が細胞の2分裂で増殖するのに対し,クロロコックム目は2分裂で増殖する機能がないことだそうです。他物に付着して生活し,真のプランクトンでないものも多くあります。

 よくみられるものとしては,グロエオキスティス属 Gloeocystis と,スフェロキスティス属 Sphaerocystis があります。両者とも数個の細胞が共通の寒天質基質内に集まって球状の群体を形成しますが,前者は寒天質皮膜が明瞭なのに対し,後者は不明瞭です。があるものが多く出現する属です。

   ・テトラスポラ(ヨツメモ)属 Tetraspola 
   ・シゾクラミス属 Schizochlamys 
   ・エラカトスリックス属 Elakatothrix
 ・グロエオキスティス属 Gloeocystis 
 ・スフェロキスティス属 Sphaerocystis 
   ・アステロコックス属 Asterococcus
   ・パルモディクティオン属 Palmodictyon
   ・パルメラ属 Palmella

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